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関西私鉄最王手・阪急電鉄発車チャイムの怖恐(フキョー)!
あんまし、過去はふり返らへんのやけど。
僕、鎌田浩宮の、世に出た数少なああい音楽作品の1つに、阪急電鉄の発車チャイムってゅーのがある。
・・・と、自慢度100%で語っても、僕の住む東京では全く驚いてもらえないんだぜ。
・・・が、関西の人に話すと、物凄く驚いてもらえるんやで。
それだけ関西では、阪急電鉄ってゅーのはメジャーな電車なんである。
そんな阪急電鉄の始発駅・梅田駅からは、京都線・宝塚線・神戸線、3つの電車が出発している。
僕はその梅田駅3線の発車チャイムと、他のいくつかの駅で使われている到着チャイム、そして急行が止まらない駅で使われる急行通過警告音、計5つを作・編曲した。
それまでただのブザー音だった阪急電鉄が、10数年前僕のチャイムにリニューアルした時ゃ、速攻クレームの嵐がやって来るかと恐れおのの木桃の木プラタナスの木だったんであるが、何と少しもいじられる事なく、世紀をまたいで毎日駅のホームで鳴り響いているんでぇございやす。
さてさて。
このたび、なんで過去の栄光にすがっちゃってキャマダ、今さら何ふり返っておるのかってゅーと、たまたま滅多に見ないyoutubeで探し物をしていたら、阪急電鉄発車チャイムの映像、めっけちゃったからなんである。
「あー、これなら関西へ行く機会のない人でも、まどろっこしい説明抜きで、見て、聴いてもらえるな」
と、ここに掲載してみよーと思った次第なんです。
便利な世の中になったもんです。
では、早速そのyoutubeを見てみましょ。
ぶはっ!
このチャイムを聴きたいがためだけに目的駅もないのに電車へダッシュ駆け寄るエブリボデーの皆さんがっ!
一方で聴き惚れ電車に乗り忘れちまい呆然と立ち尽くすメニーパーソンズの皆さんがっ!
どーだ、百聞は一見にしかず、でっしゃろ。
「あーキャマダ駄目だ。見えないものが見えるよーになっとる。」
すんまへんモウソウです誰も褒めないんで脳が勝手にニセ映像作りよるんです。
実はリニューアルして間もない頃、大阪に行く用事があったので、ここぞとばかりDATウォークマンまで持っていって、梅田駅にて勝手にインタヴューを決行した事があったんです。
ホームで電車を待っているお客さんにマイクを突きつけ
「電車が発車する時、ブザーから音楽に放送が変わったんですけど、いかがですか?」
と聞くのであるが、誰も彼もが
「えっ?変わったの?気づかなかったわ」
の類の回答ばっかりで、えらくがっくしした経験があり。
しかし、このyoutubeのサイト
を見ると、書き込みがあって、私は京都線のチャイムがいいとか宝塚線がいいとかあるじゃないですか。
嬉しい!
さらにこちらのyoutube
でも僕の発車チャイムを投稿してくれてるんですが
「こんな上品で贅沢な発車ベルも珍しいですね」
などの書き込みあり!
ああ嬉しい。
「あくまで私個人の意見ですが、
神戸線は、海の波のイメージで、
宝塚線は、歌劇での踊りのシーンが浮かびます。
京都線は、京都を直接イメージしてないようですが、なんか旅立ちという感じです。」
という書き込みもあります。
これは、阪急側から、
神戸線=海
宝塚線=高級感
京都線=竹
のイメージで創ってほしい、と僕に要望があったんです。
そこで僕は
神戸線→アコースティックギター
宝塚線→ディズニーランドのようなテーマパークにある仕掛け時計
京都線→アナログシンセの名機 プロフェット5で作ったような音色
をイメージして創ったんです。
関西の皆さん、実に丹念に聴いて下さってたんですね。本当にありがとうございます。
この話、次週に続きます・・・。
鎌田浩宮
2010.11.05Column&Essay
