6月23日は沖縄慰霊の日です

 
 

 
 

Barbarous and mean U.S. Forces,

Go away from Okinawa !

 
 
今度の日曜日、6月23日は、沖縄慰霊の日ですね。

第二次世界大戦。
その中で、人口の1/4もの多くの方が亡くなった沖縄戦。
その組織的な戦闘の終結した日が、1945年のこの日なんです。

この日、沖縄では、役所や学校なども、休みになります。
(今年は日曜日なので違いますが)
それほど、重要な日なんです。

でも、沖縄にはまだ異常な数の米軍基地があり、事故、騒音、米兵のレイプや暴行に苦しめられています。

なぜ米軍は、沖縄から出て行かないのか?
日本政府も、それに追従するばかりなのか?

アメリカには、巨大な軍需産業があります。
兵器を造り続けないと、その企業は赤字になって潰れてしまうんですね。
だから、オスプレイなど新しい兵器を次々に造り出しては、世界中にある米軍基地へ配備するわけです。
基地が減ってしまっては、兵器の需要も減ってしまうんですね。

なので、あまり知られていませんが、米軍基地に出て行ってほしいという運動は、ヨーロッパを含め、世界のあちこちで起こっています。
この映画なんかは、とても分かりやすくそのことを描いてますね。

ちなみに、普天間基地の面積は、約480ヘクタール(約480ha=4,800,000㎡)で、東京ドーム(46,755㎡)で換算すると、約103個分にもなります。
東京にある新宿御苑が58.3ha、東京都23区内で1番大きな公園・葛西臨海公園が約80haなので、その広さが分かるでしょう。
もっと言ってしまえば、東京都23区で1番小さい台東区が1008haなので、区の半分が基地になってしまうわけです。

沖縄県には、そんな米軍基地・施設が34もあり、その面積は県全土の約10%、沖縄本島に限って言えば18%の面積を占めています。

もう少し調べてみると、沖縄県内の米軍基地関係の総面積は、約232㎢。
それに比較して、東京都の面積は、約2188㎢。
東京都の面積の約11%、山手線内の面積(約65㎢)の約3.6倍が基地に相当するということになります。

冒頭の英文に「野蛮で卑劣な米軍」と書きましたが、最初は、fuckin’という汚い言葉を使おうかと思いました。
それほど、僕らの怒りは大きいんです。

沖縄にいる僕の友達が、安心して眠れる夜を迎えられるように。

 

エプスタインズ 鎌田浩宮

(ちなみに、去年の慰霊の日には、こんな記事も書きました。よかったら、読んで下さいね)


2013.06.21